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痴漢で目覚めた僕8

「誰か~!女装した男が乗ってるわよ!」
悠真が驚く暇も無く菜穂子が大声で叫んだ。
「えっ?」
車内中の女性が菜穂子と悠真の方を振り向く。
「どこ?・・・どこに?」
女子制服姿の悠真を誰も男の子と認識できず、皆はきょろきょろする。悠真は足を震わせ、乗車ドアにもたれかかった。
「観念しなさい。変態ぼうや」
菜穂子はそう言うと、悠真のスカートを捲り上げた。少し勃起した男性器の膨らみを隠せないショーツを見て、女性達はヒソヒソと話し出すが悲鳴をあげるものはいない。悠真がとても乱暴な痴漢には見えなかったからだ。
「ねぇ、ぼうや。ここは男の子が乗っちゃ駄目な車両なのよ。」
女子大生風の若い娘が悠真の肩に手を掛けた。
「あ・・・あの!ぼく・・・・そんなの知らなくて!」
必死に弁解する悠真。それは真実だったが、菜穂子が邪魔をする。
「嘘おっしゃい!そんな女の子の服着て、変装して痴漢する気丸出しじゃないの!」
菜穂子は一目も気にせず悠真のペニスをショーツの上から握った。
「ひぎゃーっ!」
性器を力任せに握られた悠真は悲鳴をあげるが菜穂子の行為を止める者はいない。確かに女装して女性専用車両などに乗っていれば痴漢と疑われても当然だ。
「ひょっとして、あなた朝も痴漢しなかった?」
先程の女子大生が悠真に問いかけた。
「最近女性専用車両なのに痴漢されたって言っている友達が多いのよ。犯人あなたじゃない!?」
「ち・ちが・・・」
いわれもない疑いに悠真は慌てて頭を振った。
「でも、普通の男なら目立つけど、キミなら自然に女の子の中に紛れ込めるんじゃないの?正直に白状した方がいいわよ。」
菜穂子は他人の振りをして悠真を責め立てた。徐々に辺りの女性達が騒ぎ出す。皆、明らかに可愛らしい闖入者に少なくない興味を抱いていた。
「こんなもの付けながらスカートなんて穿いちゃって。」
溜まりきれず前に出たOL風の女性が菜穂子に代わって悠真のペニスを握る。
「ひ、ひぃーっ・・・」
「まあ、可愛い声で鳴くのね。」
女性はそういうともう片方の手で悠真の胸を揉んだ。
「ふふ、やっぱりここはぺったんこね。ブラはしてるの?」
押し黙ったままの悠真の胸ぐらを一人の少女がつかんだ。悠真と同じ制服を着た大きな女生徒だ。肩に書けた大きなスポーツバッグには「蹊聖BASKET BALL CLUB」と書かれている。
「ブラはしてるのかって聞いてるだろ!」
少女は勢いよく悠真のシャツのボタンを引きちぎった。
「きゃーっ!」
子供用の白いブラがあらわになり悠真は悲鳴をあげた。
「一丁前にブラまでしてやがる。」
女性だけの空間というのは酷く危険だ。気が付けば悠真は狂気の目を沢山の女性に囲まれていた。悠真の身体に伸びる沢山の手・・・彼は女性の敵・・・痴漢の生け贄として捧げられた子羊の様だった。

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